夜が静寂を取り戻す頃

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封をすること 整理整頓の効能について

ふと部屋を見渡したとき、乱雑に物が置かれているとどこか落ち着かない。 ある程度整理されていれば実用上困ることはまずないのだが、 その程度を超えて整理をすることで部屋を支配している感覚を得ることができる。 少なくとも自分の部屋だけは万事うまくいくことを整理作業を通して実感することで、わずかながら自身を慰める。

自分の場合、整理を阻害するものは主に本と書類である。 書類については置く場所を決めておけばよいが、本などはどうしても捨てづらい。 シリーズ物などでいまいちだったものなら思い切って捨ててしまうとしても、 学術書やノートなどは捨てる気にはならない。しかし当然ながら(?)見返すようなことはめったにないため置き場所に困るわけである。

部屋でリラックスや、あるいは集中して目の前のことに取り掛かりたいのに、ふと熱力学の本が目に入ってカルノーサイクルの仕組みがさっぱり頭から抜け落ちていることを思い出す事態になることは避けなけらばならない。このような時は、たまにしか参照しない物には適切に封をして自身からの心理距離を遠くしておくのが有効であると考える。やることは単純で、本棚を追加購入したうえで布をかぶせる(L3キャッシュ)、段ボールにつめてしまう(外部ディスクに保存)など、参照頻度や重要度に応じて封印をする。面倒になったら封印ごと捨てることも検討すべし。当たり前のことを長々と記述した。

ということで整理整頓を暇になったらやろうかなぁ。