【読書】地図と領土
- 作者: ミシェルウエルベック,Michel Houellebecq,野崎歓
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: 文庫
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現代におけるアートと資本主義の話。芸術家ジェフは小説家ウエルベックに出会うが・・・
これで刊行されたウエルベックの小説は全て読んだことになる。一番はやはり最初に読んだ『ある島の可能性』だと思う。個人的には、生々しい『闘争領域の拡大』が好み。 ウエルベックはどの本を読んでも同じ視点でものを描いていいて安心感がある。現代の行きづまり、人間、諦念、、、陰鬱この上ないが、心に残る鋭さがある。